ドル円為替、240円を視野に上昇の準備は整ったか

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テクニカル分析

ドル円の週足テクニカル分析

80円~160円の値幅で作られたレンジ相場、逆ヘッドアンドショルダーの様相を見せながら直近最高値の更新を目指してじりじりと上昇中のドル円相場

80円を底値に上昇の起点となったポイントを結ぶとトレンドラインが見えてくるが

同じ要領でレンジ相場の起点となった高値をラインで結ぶと上昇平行チャネルが確認できる

さらに過去の下降トレンドラインを上抜けたことによる上昇への期待値は高まり続け

介入ラインの157-161円水準まで反発を続けている

仮にこの160円の防衛ラインを突破してなお下落の圧力に耐えた場合、その目標値はレンジを作った80円の値幅分の上昇

つまり160円+80円で240円まで到達する可能性を秘めている

200日移動平均線に買い支えられているため、この平均線を下に割ったタイミングを逃さないほうがいいだろう

上昇に失敗した場合のシナリオ

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160円のラインを突破できずに下落圧力に負けた場合、前回のサポレジ転換点である124円ラインまで下落する可能性がある

しかし黄色ラインで示した124円のラインまで下落しても、すぐしたから伸びてくる

上昇平行チャネルの下限にあたるため、さらに買いが集まりやすくなる

一時的な調整となる可能性がある

それでも週足での分析のため、かなり長い期間での話しになるので

日本経済には少し、円安が落ち着いたという状況が作れるため

160円の防衛ラインはかなり固く、容易には上昇上抜けすることはできないのではないかという話もある

日銀の利上げによる円高圧力+介入懸念から上値は重いか

結論:為替介入の可能性は「ありえるが限定的」。現状では財務省・日銀ともに強い警戒感を示しており、円安が急速に進めば介入の選択肢は当然考えられる。ただし、実際に行動に移すかは水準(160円前後)やスピード次第と見られています。

📊 現在の状況

  • ドル円は 156円台半ばまで上昇し、円キャリー取引が加速。
  • 財務省・日銀・経済財政担当相の三者会談が行われ、片山財務相は「市場動向を高い緊張感を持って注視」と発言。
  • 公式には「具体的な介入の話は出ていない」とされるが、口先介入の色合いが強まっている。

🏦 財務省・日銀のスタンス

  • 片山財務相:「非常に一方的で急激な円安は憂慮している。介入は当然考えられる」と明言。
  • 日銀:利上げ観測を背景に円高に振れる場面もあるが、単発の利上げでは円安トレンドを変えにくいとの見方。
  • 過去の介入水準:2024年には 157〜161円台で円買い介入を実施。現在の水準(156円台)はそのレンジに近づいている。

🔎 専門家の見方

  • UBSストラテジスト:「日銀が一貫した利上げ姿勢を示さない限り、介入だけでは円の軌道を大きく変えにくい」。
  • ING銀行:「防衛ラインは160円近辺。投機筋は財務省の許容度を試している」。
  • OANDAレポート:片山財務相は「介入は当然考えられる」と発言し、アルゴリズム的な円買いを誘発する可能性。

✅ まとめ

  • 介入は「ありえる」:財務省は選択肢として明言しており、過去の介入水準に近づいている。
  • ただし「限定的」:米国との協調やタイミングが重要で、単独介入では効果が薄い。
  • 現実的な条件
    • ドル円が 160円前後に急接近
    • 円安が短期間で急激に進行
    • 米国の利下げや経済指標発表に合わせたタイミング

米国との金利の状況

現在の状況を一言でまとめると: 米国はすでに利下げ局面に入り政策金利を 4.00〜4.25% に引き下げ済み、日本は利上げ観測が強まり短期金利を 0.75%へ引き上げる可能性 が高まっており、長期金利は 1.8%前後 で推移しています。

🇺🇸 米国の金利状況

  • 政策金利(FF金利):2025年9月に利下げを実施し、現在 4.00〜4.25%
  • 背景:景気減速懸念とインフレ鈍化を受けて、FRBは利下げに転じた。
  • 為替への影響:通常は利下げでドル安・円高が進むが、地政学リスクや財政政策も絡み、必ずしも単純な円高にはならない。
  • ドルインデックス:年初108.5から夏に96台まで下落、足元は100前後に回復。

🇯🇵 日本の金利状況

  • 短期金利(政策金利):日銀は2025年12月に 0.75%へ引き上げ を検討中。さらに半年ごとに0.25%ずつ追加利上げし、2026年末には 1.25%程度 に達する見込み。
  • 長期金利(10年国債利回り):足元で 1.80%前後 に上昇。
  • 背景
    • 東京CPI(11月)は前年比 2.7〜2.8%上昇 とインフレが粘着的。
    • 円安(156円台)による物価上振れリスク。
    • 春闘で賃上げ率が高水準を維持する見通し。

🔑 ポイント

  • 日米金利差:米国が利下げ、日本が利上げに動くため、差は縮小方向。これは円高要因。
  • 為替相場:現在ドル円は 156円前後。日銀が利上げに踏み切れば円高圧力が強まる可能性。
  • 投資環境:日本は「正常化フェーズ」に入り、米国は「緩和方向」へ。世界的に資金フローが動きやすい局面。

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