本日の金融トピックス(2025年11月25日)
■ 本日の主な経済カレンダー(世界)
【米国】
- 22:30(日本時間) 米・耐久財受注(10月)
→ 景気の先行指標として注目され、株式・ドル・金利にインパクト大。 - 翌3:00 FOMCメンバー講演あり
→ 最近の利下げ観測後退を受け、発言が市場マインドを左右する可能性。
【欧州】
- 18:00 ドイツ IFO企業景況感指数(11月)
→ 欧州景気の体温計。ポジション調整も重なる重要日。
【日本】
- 8:50 企業向けサービス価格指数(10月)
→ コストプッシュ圧力の確認材料。
■ 昨日の振り返り(11月24日)
① ビットコイン急落止まらず – 1000億ドル以上が蒸発
BTCは11月に入り続落し、一時7か月ぶりの安値圏へ。
過度なレバレッジ清算・ETF資金流出・リスク資産全般の売り圧力が同時進行し、市場には警戒が強まった。
→ Nasdaq・ハイテク株にも影響が波及。
参考URL:Reuters
【turn1news0】
② 英国の消費者信頼感が悪化 – 予算発表前で歴史級に弱い数字
英国の11月消費者信頼感は –19 と大きく落ち込み、個人消費鈍化への警戒が広がった。
税制変更・歳出縮小を含む「11月26日の予算案」を前に、慎重マインドが強まっている。
参考URL:Financial Times
【turn1news1】
③ AI関連株に調整 – 世界市場のリスクオフ進行
これまで上昇を牽引してきたAI関連株に調整が入り、世界株式のモメンタムが鈍化。
短期的に「戻り売り優勢」の地合いとなり、成長株の需給に変化。
■ 本日の注目トピックス(詳細分析)
① BTC急落とリスク資産の連鎖 – 市場の“脆弱性”が浮き彫りに
BTCは短期間で急落し、時価総額の減少額は 6週間で1000億ドル超。
これにより、
- レバレッジポジションの連鎖清算
- ETFからの資金流出
- ハイリスク資産全般の売り
といったドミノが発生。
特に注目すべきは、米株指数との連動性が再び強くなっている点。
BTCは「デジタルゴールド」ではなく、依然として ハイベータ資産 として扱われている。
→ 本日も続落する場合、Nasdaq・半導体株・新興市場に波及する可能性あり。

② 英国経済の冷え込み – 欧州全体に波及の恐れ
英国の景況感悪化は、
- 消費の冷え込み
- 小売売上の減速
- 住宅ローン負担の増加
といった形で家計を直撃。
26日の政府予算発表を控え、
「景気がさらに悪化するのでは?」
という懸念が高まっている。
ポンドは弱含み、FTSE株価も軟調。
→ 欧州全体のセンチメント悪化につながれば、ユーロや欧州株式にも影響大。
③ グローバル株式 – AI関連株の調整が続くか注目
11月後半はAI関連株の売りが顕著。
背景には、
- 業績期待の先行
- 利下げ後退に伴う金利上昇
- 過熱感の解消
がある。
しかし、テーマそのものは長期上昇トレンド継続中のため、
短期の調整後の急反発(ショートカバー)にも要注意。
■ 市場別:影響しそうなニュースまとめ
【日経平均】
● 英国・欧州の景気不安が重石
世界的なリスクオフムードから、日本株にも調整圧力。
AI半導体株の動向が特に重要。
● 注目ポイント
- 米耐久財受注の強弱
- 米株先物の動き
- 円高圧力の有無
【ドル円(USD/JPY)】
● 米金利高止まりの影響継続
FOMCメンバー発言次第で上下が激しくなる可能性。
● 今日の焦点
- 米経済指標
- 英国の景気悪化 → 円への逃避需要の有無
- 株安=円高の可能性
【BTC・暗号資産】
● 続落基調 – 7か月ぶりの安値圏
市場は清算連鎖と低流動性によりボラ拡大。
ただし過去にも急落後に強い反発を見せる局面は多い。
● 注目材料
- ETF資金フローの継続的な流出
- 金利上昇によるリスク資産全般への圧力

【金・シルバー】
● リスクオフで買い需要が増加中
BTC下落や世界株式の軟調から、安全資産としての需要が上昇。
ただし金利動向次第で上値が重くなる可能性。

■ 今日の総括
- 世界の投資マインドは「リスク回避」に傾きつつあり、BTCの急落が象徴的。
- 英国の消費者信頼感悪化は欧州全体へ影響する可能性。
- AI株の調整が続く場合、世界株の指数押し下げ圧力に。
📌 本日の注目時間:18:00(独IFO)・22:30(米耐久財受注)
📌 市場のボラティリティ上昇に注意しながら、イベント通過後の反応に注目。

